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ABOUT US

「記憶は誰にも奪えない」

全てのキズに意味がある。


ー &kowとは ー

恋人と共有した時間
ひとり旅で訪れた場所
空気、匂い、そこで流れていた音楽。

形のない記憶や思い出が
詰まって、染み込んで、
何年何十年といつもそばにあるもの。

丈夫な革と真鍮だからこそ、
大事な時間を長く共に過ごせる。

カバンが運ぶのは、荷物だけではない。
ボタンがとめるのは、布きれだけではない。

荷物だけでなく、思い出を運ぶカバン。
過去と未来を、人と人とをつなぎとめるボタン。
経年変化とエイジング。

何でもない日常の記憶を。人生の転機を。
旅先の旅情を。毎日の変化を。

あなたと共に年齢を重ねていく
記憶が染み込アルバムの様な製品を作りたい
それが私たちAndkowのものづくりです。


===ブランド名の由来===

&kow(アンドコー)は

・クメール語で牛を意味する「コー」
・フレグランスの「香」
・神聖なカンボジアを指す「アンコール」

など複数の意味が込められています。


===フレグランスホール===

嗅覚は記憶ともっとも結びつきの強い感覚
と言われています。

病院では家族の顔すら思い出せなかった老人が
生家の家具や畳の匂いで記憶を取り戻した
そんな逸話もあるほど。

街角ですれ違った人の髪の香りで
昔の恋人を思い出したり、
食卓から漂う夕飯の匂いに
幼少期の記憶が蘇ったり

そんな経験はありませんか?

&kowの革製品には
フレグランスホールという
独自の空気孔を設けています。

ふとした香りを引き金にして
懐かしい思い出がフラッシュバックする

時々偶発的に起こるそんな素敵な現象を
少しだけ意図的に起こせたら。
そんな目的でデザインされています。

ぜひ、フレグランスバームで革を磨いたり
お好みのアロマ製品を垂らしてお使い下さい。


===オリジナルフレグランスバーム===

カンボジアには
kru khmer (クルクマエ)
と呼ばれ伝承される伝統医療が存在します。

かつてインドシナと呼ばれ
地政学上インドと中国に挟まれている事もあり
インドやスリランカのアーユルヴェーダと、中国の漢方
双方の影響を受け独自に発展したものです。

そんなkru khmerをベースに
SPAやアロマ製品を展開する
kru khmer botanical社に制作協力を頂き、
オリジナルのフレグランスバームを開発しました。

レモングラスの芳醇なアロマと蜜蝋をたっぷり含んだ
人肌クオリティのアロマレザーバームを
革のお手入れにお使い頂くことにより、
味わい深い風合いが増し、製品を長くお使い頂けます。

かつて東洋のパリと呼ばれた
アジア・インドシナのノスタルジーを
その香りの中に、ぎゅっと閉じ込めてお届けします。


===職人について===

&kowの製品はアンコールワットのある街
カンボジアのシェムリアップで修行を積む
職人達の手によってひとつひとつ
時間をかけて手作りされています。

学校に通えず社会からドロップアウトした者、
海外に出稼ぎに出ざるを得なかった者、
ただ食い繋ぐ為だけに働きその日暮らしをしていた者、

そんな彼らが
ものづくりを通して職人としての技術と誇りを手にし、
仕事にやり甲斐や興奮を感じ、
能動的に未来を掴み
生きていく為の重要な場として機能しています。

私達のやり方は、
ただ作業員として彼らに雇用の機会を与える
そのような質のものとは全く違います。

ハングリーだからこそポテンシャルがあり、
それはクラフトマンシップと直結します。

製法について毎日のように議論を重ね
時には口論もしながら洗練度を高め、制作を続けています。

大量生産には決してできない
時には無駄とも思える
気の遠くなるような作業を繰り返し、
魂の宿った作品のみを厳選してお届けしています。

職を失っても
家を失っても
金が無くなっても
街を追い出されても
歴史を消されても
国が滅びても
土地を奪われても

染み込んだ技術までは奪えない。

どんなマニュアルにも
設計図にも記すことのできない
身体が覚える"手の記憶"。


「記憶は誰にも奪えない」


ものづくりには、モノだけではなく
未来をつくる力がある。

そんな考えを彼らと共に証明します。

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FAQ

  • Q.革は濡れても大丈夫ですか?
    革に傷がついてしまいました。消せますか?
    革の手入れの方法を教えて下さい。
    A.① ヌメ革は水に弱く、雨に濡れるとシミ・色落ち・色移り・カビの原因になります。
    ② 日常の手入れは乾拭きや表面の埃を払う程度で充分です。
    ③ 革表面が乾燥していると感じたら、レザーケア用オイルを流布して頂き、油脂分を補充して下さい。
    ④ 革製品を長持ちさせ経年変化の風合いをお楽しみ頂くため、&kowオリジナルフレグランスバームを用いた日常のオイルケアをお薦めします。
    ⑤風通しの良い場所に保管し、乾拭きを行い、革に付着した汚れや湿気を除去して下さい。
    ⑥ 皮革用クリーナーで除去できない深い汚れの場合は悪化を防ぐためお近くの専門店または&kowまでご相談下さい。
    ⑦ 急激な温度変化や湿度変化により革自体に含まれる脂分が染み出て、白い粉や幕が現れることがあります。 柔らかい布などで擦り込む事により革の内部に馴染んでいきますので安心してお使い下さい。

    詳しくはこちらをご覧下さい。 革製品の特徴と取扱上の注意、手入れ方法など
  • Q.金属アレルギーなのですが大丈夫ですか?
    A.フック系のピアスなどには基本的に金属アレルギー対応フックを使用している為、金属アレルギーの方もご安心してお使い頂けます。
    スタッド系ピアスなど一部の商品は対応ではない物もありますので、商品説明欄をよくお読み頂ければ幸いです。
    また、金属アレルギーの反応の出やすい方向けにアクセサリーに塗るマニキュアなども市販されておりますのでそちらも推奨しております。
  • Q.ピアスの穴を開けていません。
    イヤリングはありませんか?
    A.数量限定ですがイヤリングも不定期で制作しております。
    また、ピアスの穴を開けていなくても着けて頂けるイヤーカフなどもご用意しておりますので是非一度ご覧下さい。
  • Q.真鍮がくすんできてしまいました。
    輝きを取り戻す方法はありますか?
    A.くすみは経年変化で美しくなる真鍮の良い特徴の一つではありますが、乾いた布で乾拭きすることにより更に上品で鈍く美しい光沢を放つようになります。
    汗などで黒ずみや錆が出た場合にはお酢が有効です。
    小さなコップ等にお酢を注ぎ、真鍮アクセサリーを漬けしばらく置いておくだけ。
    くすみが取れたら水ですすぎ、乾いた布で乾拭きをすれば綺麗な光沢が蘇ります。

    ただし頻繁に酢に漬け過ぎると真鍮自体が変色してしまうのでお気をつけ下さい。

    詳しくはこちらをご覧下さい。 真鍮製品の特徴と取扱上の注意、手入れ方法など
  • Q.爆弾の火薬は残っていませんか?
    毒性はありませんか?
    爆弾や弾丸からどのようにしてして作られるのですか?
    A.素材の薬莢は綺麗に洗浄し、一度高温で溶かし延べ棒状にした物を素材として使用するため火薬が残る心配はございません。
    また、シルバーなどに比べやや錆びやすい特徴があります。
    真鍮に付着する錆は緑青と呼ばれ、昭和末期までは有毒と信じられていましたが、現在は厚生省からも緑青に毒性はないと正式に発表されております。
    錆びが出た場合も上記のお手入れをして頂くことにより真鍮特有の美しい経年変化をお楽しみ頂けます。
    詳しい作業工程については下記をご覧下さい。
    真鍮製品の作業工程